一般社団法人日本公的病院精神科協会では、厚生労働省・令和7年度精神科医療体制確保研修(精神科病院における安心・安全な医療を提供するための研修)事業を受託し、下記のとおり研修事業を実施します。
事業名
令和7年度精神科医療体制確保研修(精神科病院における安心・安全な医療を提供するための研修)事業
受託者
一般社団法人 日本公的病院精神科協会
Ⅰ.目的
精神科医療等に従事する多様な職種を対象に(医療従事者に限りません)、医療安全を推進し、患者(利用者)の人権擁護及び精神科医療の質の向上を図るため、暴力に対応する際の基本的な考え方、発生予防への取り組みと状態の評価、実際に暴力が発生した際の対応を、包括的暴力防止プログラム(CVPPP)を中心に学ぶ基礎研修とする。
Ⅱ.研修会実施内容
(1)会場集合・オンラインのハイブリッド型研修
2回ともプログラム内容は同じです。
※受講者は振返りとしてオンデマンド配信も視聴できます。
(2) オンデマンド研修
配信予定:令和7年12月下旬~令和8年2月末(受講希望者にメールにて配信開始の連絡をします。)
内容:第1回目の研修録画を配信します。
(3) 研修実施及び申込期日
1 | 日時:令和7年12月6日(土)8:50~17:00予定 会場:東京都立松沢病院(世田谷区)及びオンライン 受付期間:令和7年10月13日(月)11時~令和7年11月21日(金)16時 |
2 | 日時:令和8年1月24日(土)8:50~17:00予定 会場:岡山県精神科医療センター(岡山市)及びオンライン 受付期間:令和7年10月13日(月)11時~令和8年1月9日(金)16時 |
3 | オンデマンド研修 配信期間:令和7年12月下旬~令和8年2月28日 受付期間:令和7年10月13日(月)11時~令和8年2月20日(金)16時 |
研修プログラム
時 間 | プログラム内容 |
|---|---|
8:50 – 9:00 | オリエンテーション 開会のあいさつ |
9:00-11:00 (110分) | 1. 講義・演習 「暴力問題を考えるためのCVPPP概論 信州大学医学部保健学科 下里誠二 |
11:00~11:10 | 休憩 |
11:10~12:00 (50分) | 2. 講義 「当事者と考えるCVPPP クライシスと対人相互作用」 信州大学医学部保健学科 木下愛未 アドバンスレベルWRAP®ファシリテーター 増川ねてる NPO法人草のネット 施設長 亀沖昌睦 ともこころのクリニック ピアサポーター友糸の会 大竹秀幸 |
12:00-13:00 | 昼食 休憩 |
13:00-13:50 (50分) | 3. 講義 「強度行動障害児(者)のケア」 岡山県精神科医療センター 来住由樹 社会福祉法人旭川荘 旭川学園 川本大輔 |
13:50-14:00 | 休憩 |
14:00-14:50 (50分) | 4. 講義 「認知症の人の易刺激性、攻撃性、過活動への対応」 石川県立こころの病院 北村 立 |
14:50-15:00 | 休憩 |
15:00-15:50 (50分) | 5. 演習 「CVPPPの実践 リスクアセスメント、ディエスカレーション」 各病院CVPPPインストラクター 信州大学医学部保健学科 下里誠二・木下愛未 |
15:50-16:00 | 休憩 |
16:00~16:50 (50分) | 5. 講義 「不穏を正しく見る」 東京都立松沢病院 今井淳司、岡山県精神科医療センター 来住由樹 精神障害当事者会ポルケ 山田悠平・相良真央 信州大学医学部保健学科 下里誠二・木下愛未 |
16:50-17:00 | アンケート記入 |
17:00 | 閉会 |
◇定員
- 会場受講者数;1回目75名、2回目75名
- 会場参加は申込みの先着順とさせていただきます。
- オンライン受講者数;各150名程度
- オンデマンド受講者数:400名程度
◇参加費
無料
◇受講対象者
精神科病院等に勤務する全職種(事務、看護助手等含むすべての職種)及び関係機関の方(訪問看護ステーション、児童相談所、福祉施設、行政機関等)
◇申し込み方法
QRコードまたは、下記ページからお申し込みください。
https://forms.gle/zRsFRZuF9ogXjtZR8
- 第1回、第2回研修並びにオンデマンド研修へのオンラインでの参加をご希望の方は、途中演習時間がありますのでなるべく同一場所で複数の人数でご参加ください。
- 参加される方全員の申込みを行ってください。
- 同一のPCで複数名受講する場合は、同じメールアドレスを記載してください。
- お一人での参加もできますが、演習の際などに不便をおかけしますことをご承知おきください。
受講をキャンセルする場合
研修受付入力後にキャンセルをする場合は、日本公的病院精神科協会のメールアドレスにその旨を明記してメールをお送りください。
※日本公的病院精神科協会メールアドレス: jpap@kouseikyo.jp
◇第1回、第2回研修にオンラインでご参加の方へ
(1) 用意する機器
パソコン、ウェブカメラ(パソコンに内蔵のもので可)、スピーカー(パソコンに内蔵のもので可)、マイク(パソコンに内蔵のもので可)
※PCの問題、WEB接続環境が整っていない場合等、接続に関するサポートは行っておりませんのでご了承ください。
(2) 受講中のお願い
通常は画像・マイクをオフにしてご参加ください。
ただし、セッションによってはご発言を求める場合があります。その際には、画像・マイクをオンにしてください。
(3) アンケートについて
終了時にアンケートにご協力ください。
※オンライン受講者及びオンデマンド受講者への修了証交付は、アンケートへの回答が必須となります。
Ⅲ.その他
本事業研修修了者には修了証を発行します。
発行に関しての詳細なお知らせは、受講決定後に通知いたします。